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 セイコーは、優れたクラフトマンシップをもちながらも、手の届きやすい価格帯の製品を提供することで知られている。その伝統を受け継いでいるのが、琺瑯ダイヤルをアイコンとしたコレクションだ(これは、海外ではエナメルコレクション " 力 "として知られている)。この、プレザージュ SARW055とSARW057は、真っ白なホワイトとリッチなブルーのエナメル文字盤を採用しており、プレザージュコレクションに新たな価値をもたらした。エナメル技法と文字盤のミニマルなデザインは、日本の職人技にインスパイアされたもので、セイコーの新作として魅力を存分に発揮している。


ファースト・インプレッション
 セイコーがプレザージュコレクションにエナメルを採用したのは今回が初めてではないが、今回の新製品はデザイン的に新しい試みがある。通常、私はセイコー プレザージュのデザインを思い浮かべるとき、ローマ数字インデックスが、よりヴィンテージ風のレイルウェイ・ミニッツトラックと装飾された秒針とのバランスを補完していると考えている。従来のプレザージュモデルが伝統的スタイリングを踏襲していたならば、この新作では、よりミッドセンチュリーモダンの雰囲気に傾倒しているだろう。

 本機はシンプルな長方形のマーカーが特徴で、時のマーカーは太く長く、分マーカーは軽く短くなっている。これらの "新しさ "は、日本を代表するデザイナー、渡辺 力氏のミニマルクロックのデザインからインスパイアされている。マーカーから針に至るまで、彼のデザインを大きく取り入れて、そのインスピレーションは時計自体にも見事に反映されていると言わざるを得えないだろう。


渡辺 力の時計(左)とセイコーの新製品「プレザージュSARW055」(右)を並べてみた。

 琺瑯ダイヤルは、エナメル職人の横澤 満氏によるもので、この価格では他では見られない豊かさを時計に与えてくれる。SARW055とSARW057は、クラシックデザインの伝統に深く根ざしながらも、あからさまにではなく、モダンな雰囲気を醸し出している。二重にカーブしたサファイアクリスタルとシンプルな秒針、39.9mmのサイジングに至るそれぞれのディテールが、ヴィンテージ感を演出しモダンデザインと十分なバランスをとっている。

 全体的な文字盤のレイアウトは、視認性が良いうえ創造的な表示を採用しているため、見慣れているセイコーのデザインではある。9時位置にはパワーリザーブインジケーターがあり、6時位置には、カレンダーの日付表示用サブダイヤルが配置されている。白のバージョンは、時、分、秒針に青が使われており、青ダイヤルがその反対で白いアクセントが使われている。両方の時計は、釉薬付きのコードバンストラップが付いており、さらに全体的なデザインを現代的な方向に向けている。セイコーは常にシンプルさ、デザイン、日本の最高のクラフツマンシップを提供するメーカーだ。プレザージュコレクションに追加されたこれらの新作で、セイコーは再び良作を発表したと言える。

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